ケイ酸とは

原料の白雲母
原料の白雲母

我々が利用できる地球殻を構成する物質の最大のものはケイ酸です。ケイ酸はケイ素(27.9%)と酸素(46.9%)が化合したもので岩や石の60~70%がケイ酸でできており、ゆえに不足することのない物質と言われてきました。ところが植物が吸収することが出来る可給態のケイ酸はダムや堰がどんどん作られた昭和40年頃から減少の一途をたどり、今や1/2~1/3に減りイネの生育不良や作物の生殖不良の主因と見られています。

 

最新の研究ではケイ酸が生物の誕生に一役買っているとの見方が増えていますし、日本土壌肥料学会では、量障害と濃度障害のない唯一の物質と定められています。

 

 

また我が国はイネを生産することで、世界でケイ酸を肥料と認める唯一の国ですが、その効果は①大臣登録➁県登録③園芸登録の順とみるのが一般的です。


ケイ酸が効いている作物の特徴

  1. 根の発育が良くなる。(生育初期の地上部の成長は対照区に劣ることが多い)
  2. 茎は太く頑丈で節間が狭くなる。
  3. 葉は上向きで硬く厚い。(成長初期の葉の色薄い)
  4. 毛茸やとげ、ロウ質などケイ酸の効果が顕著。
  5. 気温、水、害虫、天気、病気などストレスに強い。
  6.  カルス傾向が強まる。
  7. 重量、収量が増える。
  8.  日持ちが良くなる。
  9.  肥料は少なめの方が良い生育をする。
  10. 成長が早まり、収穫期が長くなる。
  11. 糖度が上がり、らしい味になる。